ここでは構築したマッチングサイトOsclass (オスクラス) を日本語化する方法とその手順をご紹介します。まずはプラグインを使い、その後に Poedit というツールを利用して日本語化していきます。
まだ無料のマッチングサイトOsclassを構築していないあなたはこの記事から読んでみてください。この手順に従えば、初心者でも30分でマッチングサイトを作ることができます。
マッチングサイト構築術【おすすめは無料で使える Osclass です】
今回は構築したマッチングサイトにプラグインをインストールして日本語化します。プラグインでは日本語化される部分とされない部分があります。
そのプラグインの効果が及ばない部分は、Poedit というツールで翻訳していきます。
それでは見ていきましょう。
プラグインで日本語化する方法
1. Osclass の管理画面にログイン→ [Show more] → [Plugins] → [Market] をクリック
2. [Languages] → ja_JA を探しす → [Download] をクリック
3. [OK] をクリック
4. [Enable (Website)] をクリック→ 右上のボタンをクリックしてログアウト
5. [Japanese] をチョイスしてログイン
管理画面が日本語化されている
6. トップページに行く→ まだ英語表示のため、最下部にスクロールして [] をクリック
Osclassの管理画面から言語プラグインがダウンロードできない場合は Osclass の公式ページからダウンロードすることもできます。
広告管理画面に行くとこんなエラーでが出ていますが、管理コンソールの表示上の問題です。
Warning: sprintf(): Too few arguments in /…/oc-admin/items.php on line 823
Warning: sprintf(): Too few arguments in /…/oc-admin/items.php on line 824
Warning: sprintf(): Too few arguments in /…/oc-admin/items.php on line 825
Warning: sprintf(): Too few arguments in /…/oc-admin/items.php on line 826
Warning: sprintf(): Too few arguments in /…/oc-admin/items.php on line 827
Warning: sprintf(): Too few arguments in /…/oc-admin/items.php on line 828
Warning: sprintf(): Too few arguments in /…/oc-admin/items.php on line 829
Warning: sprintf(): Too few arguments in /…/oc-admin/items.php on line 830
そのままでも問題ありませんが、解決したい場合はこんな記事もあります。
【Osclass】広告の管理でWarning: sprintf():のエラー【解決です】
POEDITで日本語化する方法
まず初めに POEDITをダウンロードしてください。この方法は、少しだけカスタマイズするようで難しく感じますが、難しいのは最初だけです。
ダウンロードした POEDITをインストールしてください。
ここからは poファイル (言語ファイル) を編集をして日本語に翻訳をしていきます。
poファイルは FTP ソフトで見るとこんな場所にあります。
- coreファイルは管理画面を翻訳します
- masseageファイルは、エラーなどのメッセージを翻訳します
- themeファイルはデフォルトのテーマを翻訳します
言語フォルダは WordPress でも同じ場所 (wp-content) にあります。
今回はトップページの「検索」ボタンがデフォルトでは縦にズレてしまっているためこのバグを簡単に直します。具体的には日本語から英語に変更します。
Poeditの使い方
1. FTP ソフトで Osclass の ja_JP フォルダごとダウンロード
2. theme.po をまずはテキストエディタで開く
3. 以下の行にある「検索」と書かれた文字を Search に変更してテキストを保存
変更前
#: 404.php:18 header.php:73 msgid "Search" msgstr "検索"
変更後
#: 404.php:18 header.php:73 msgid "Search" msgstr "Search"
4. POEDIT を開く→ [翻訳を編集] をクリック
5. theme ファイルをクリック→ [開く]
6. 開いたらそのまま [保存] をクリック → エラー画面を無視して→ [OK] をクリック
7. theme.po と theme.mo ファイルはセットです。必ず二つとも元あった ja_JP のフォルダにアップロードしてください
余談ですが、 .moファイルは .poファイルを保存すると生成されます。.poファイルがコンパイルされたものが、.moファイルです。
なお、最下部に以下の文字列を追加すれば、翻訳を追加することもできます。うまく行かないこともあるけど。デフォルト以外のテーマを利用するときに便利です。
msgid "" msgstr ""
例えばこんな感じです。
msgid "realestate" msgstr "不動産"
以上、現場からの中継でした。
構築済みマッチングサイトのサーバーを移行する方法【Osclass】
それにしても、なんで最下部にある This website is proudly using the classifieds scripts software Osclass は謎に翻訳されないんだろう。theme ファイルでもしっかり翻訳されてるんだけど。やっぱりバグ?バッサリ