富士山バスツアー【日帰り?評判の良いVIPツアーに参加した】

LIFE

ここでは富士山バスツアーとして評判の良い富士山登山のVIPツアーに参加したわたしの感想をご紹介します。まさかの日帰り?

 

先日の台風  21号は猛威を振るい日本を横断して北東に去って行きました。
そして次の日の富士山の麓はカンカン照りになっていました。

 

そうなんです。わたくし文句マンは、またひどい目に遭いました。
今回はこんなツアーに参加しました。ツアーのスペックは以下の通りです。

 

< 商品名 >
8大特典・富士山専門山岳ガイド付!富士山を歩こう(八合目指定プラン)

< ツアーのポイント >
– 富士山のプロ「専門山岳ガイド」と登る
– 白雲荘または元祖室指定!
– 山岳ガイドプラン限定!登頂者には、富士山登頂証明書をお渡しします!
– ガイドが登頂証明書を進呈。
お鉢巡りも当日500円の現地オプション
– 下山後は山中湖温泉「紅富士の湯」等で入浴
– オリジナル富士登山安全ガイドブック付
– 富士山オリジナル「金剛杖」(1,000円⇒900円)
– 「携帯酸素」特別割引 (1,100円⇒1,000円)
– ソフトクリームの割引 (350円⇒250円)
– フェイスタオル、バスタオル付
– 軍手、ミネラルウォーター (500ml×1本)付

 

さて、この富士山登山ツアーは金額がリーズナブルで特典が多いため予約しました。そして、最大の理由は、山小屋が白雲荘または元祖室のどちらかになるということが決定していたところです。

 

なぜ、そのようなツアーを選択したかというと、初心者である私たちは高山病を恐れていました。高山病は標高の高いところで空気が薄いと呼吸がうまくできずに発病します。

 

富士山登山の初心者は 7 合目以下に宿泊することが鉄則であると、どこか?のブログ記事で拝見しました。理由は、なるべく標高の低いところで少しづつ身体を慣らしてから、ご来光に向かうと発病の確率が低いとのことです。

 

話は変わりますが、本ツアーを予約してから当日まで登山グッズを揃え楽しみにしていました。

具体的にはこんな商品を購入しています。

– レインウェア
– 登山靴
– ザック
– バラクラバ
– フリース
– サングラス
– ヘッドライト

登山の際に利用した装備についてはこんな記事を書いています。

 

富士山登山 服装 持ち物リスト【初心者が購入した14の装備】

 

そんなことより、富士山に向かう当日は、早朝 5 時に起床して、早朝の雨の中、6:30 発のバスに乗り込むため、横浜駅東口に向かいました。そして無事にバスに乗り込み、新宿駅西口に到着しました。

 

ここで一度、このバスを降りて、富士山の五合目に向かうために別のバスに乗り込みます。もちろん、私も例外なく乗り換えました。

 

そこで待っていた説明が以下です。

男性スタッフ「本日は先日の台風の影響により富士スバルラインが封鎖されています。これから正午頃には封鎖が解ける予定ですが、封鎖されたままですと、ここ新宿に引き返す場合もあります。今回は条件付き発車です。」

 

男性スタッフ「予定が未定な条件付きのツアーですが、もし本ツアーに参加したくない意思表示を今バスの中でしてもらえれば、全額返金の対象になります。もしバスが新宿に戻ったときはこのバスの乗車代は請求されます。どうしますか?」

 

文句マン「新宿に着いたバスに乗り込んだ、今そんなこと言われても、、、汗」

 

そんなこんなで、現地を出発しましたが、8:00 頃から新宿でも晴れ間が見えていて、とても富士スバルラインが封鎖されたまま富士山登山が終了するとは思えない状況でした。

 

そして、大月インターで長めの休憩をとっているときは雲一つない快晴でした!

その時、私は思いました。

 

今日はラッキーな日だ。日焼けしないように日焼け止めをしっかり塗っておかなきゃ。

 

そんなバスから見える快晴の空を眺めながら、10 時過ぎ頃に、ついにスバルラインのすぐそばにある「富士山世界遺産センター」に到着しました。

 

 

ここでは富士山カレーが有名なようです。青色のカレーなので食べるにはすこし怖いのですが。汗

 

正午まで、ここでスバルラインの封鎖が解けるのを待ちます。

 

快晴の中、カンカン照りの厳しい登山が予想されるため、みなさん体力温存のためにバスの中で静かにしていました。そうです。この時は、この中の誰もが、これから始まる悪夢に気付いていないのです。

 

外は真夏の入道雲がすこし流れていましたが、太陽を隠すような大きな雲はありませんでした。

 

出発予定時刻の正午前には、周りにあったたくさんの観光バスが出発していたのです。しかしながら、我々のバスの運転手さんは戻ってきませんでした。その時はみなさんこう考えていたでしょう。

 

一気にバスが出ると渋滞するから、このバスは最後尾につけてゆっくり行くんだ。

 

そして、やっとバスの運転手さんが戻ってきました。

スポンサーリンク

バス運転手「本日はスバルラインは倒木が撤去できなかったため封鎖されたままです。そのため、これから新宿に帰ります。」

 

ツアー客「$%#’&%$#~=(’&&$$!!!!!!!!」

 

何を言ってるかはわかりません。このツアー登山客には外国人の方も多く乗車しており、正確に内容を把握できていないようなのです。ここから三十分ほど外で運転手さんと外国人を含む、日本人登山ツアー客との攻防が始まるのです。

 

わたしは、心の中で以下のように思いました。

 

もっと、やれー!このまま時間を潰してスバルラインの封鎖が解けるまで、ゴネてください。私は矢面に立って文句を言えるほど勇気がないので、みなさんお願いします。

 

最後には外国人のお客さんも、どうにもならず、バスの中に戻っていきました。そんな中、二つの女性グループはそこで降りてゆき、0 合目からの登山に向かった様子です。

 

私たちのような初心者には、到底 0 合から 8 合目にある山小屋まで半日で登りきることは不可能だと思い、バスからの出奔は避けました。悔しいですが無念。12 半を過ぎているにも関わらず、お昼も食べず、インターでの休憩も入れずに新宿に引き戻されました。

 

 

コールセンターに電話してみました。

 

文句マン「今日ツアーが中止になったのですが、バス代はいくらですか?」

女性スタッフ「そうなんですね。確認します。」

 

保留音

 

女性スタッフ「お二人なので 10000 円です。」

 

文句マン「ファッ!?今日のツアーを明日などに振り替えできないの?」

 

女性スタッフ「お振り替えできますが、バス代が追加で 10000 円掛ります。」

 

文句マン「ファッ!?ただバスに乗ってただけなのに、そんなに高いの!?」

 

思わず興奮してしまいました。

 

女性スタッフ「お振り替えも予約状況を確認して、後ほど連絡します。」

 

文句マン「私たちは横浜から来たんだけど、横浜に帰してもらえるの?」

 

女性スタッフ「いいえ、新宿駅か東京駅です。」

 

文句マン「ファッ!?さっき運転手さんが新宿に帰ると言ってましたけど?」

 

女性スタッフ「あら?そうですか。確認します。」

 

保留音

ツーツーツー

スポンサーリンク

保留音のまま、電話を切られてしまい、折り返しがないのですが。。。そして、いつまでたっても電話が来ない。

 

後で、ツアーの振り替えについて連絡が来たため、別件のツアー振り替えも含めて、問いただしましたが、すみません」の一言もありませんでした。

 

新宿に着いた時にはもう 14 時です。文句マンは心の中で叫びました。

 

私たちの今日を返してくれ。スバルラインの封鎖の条件は横浜で言ってくれてもいいのではないのか?バッサリ