ここでは auひかりに加入しているわたしが無線LANルーターがボトルネックでインターネット速度を最大限に引き出せていないことに気付いたため WNPR2600Gに交換した結果とその感想 (評価レビュー) です。ブリッジの設定もオートで簡単。
あなたも WNPR2600G 興味があるんですね?
この記事を読むと以下の疑問が解決します。
- auひかりマンションタイプ V16 の速度はどれくらい?
- ルーターだけでインターネット速度がもっと速くなるか?確認方法
- カテゴリー5、カテゴリー5e、カテゴリー6、カテゴリー7の違い
- 1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-Tとは?
- WNPR2600G をブリッジ (モード) にする方法
- WNPR2600G でインターネット速度はあがったの?
- 867Mbpsを謳っている WAN側が100BASE-TXのルーターに気をつけろ!
それでは見ていきましょう。
auひかりマンションタイプV16の速度はどれくらい?
先日、実施していたキャンペーンが激安でauひかりマンションタイプV16を契約してしまいました。
【auひかり】撤去費用「2万8800円」や解約違約金は払わない!
ちなみに V16とは 16戸以上が契約しているマンションを指します。
他には V8 という 8戸以下が契約しているマンションタイプもあります。
auひかりを導入してから約2週間ですが、ダウンロードは平均で 40Mbps前後です。
昼間でも夜中でもこのくらいの速度が出ているので、openload の動画でもほとんど止まらずに見ることができます。
決して速度が遅いわけではないのですが、あることに気づいてしまいました。
実はホントはダウンロード (下り) が 70Mbpsも出るのです。
どうやって気付いたのでしょうか?
ルーターだけでインターネット速度がもっと速くなるか?確認方法
光回線モデムの LANポートから LANケーブルで直接パソコンにつないで速度が上がれば無線LANを交換すればインターネット速度が上がる可能性が高いです。
auひかりから送られてきた終端装置(光回線モデム)である、ホームゲートウェイ Aterm BL902HW の LANポートから LANケーブルで直接パソコンにつなぐと、実は 70Mbps も出たのです。
無線 LAN ルーターはコレガの CG-WLR300NX を使っていました。
Corega公式サイトのハードウェア仕様を確認すると、WAN側が IEEE802.3u(100BASE-TX)なので理論上は 100Mbpsは出るはずなのですが、ダウンロードは平均で 40Mbps前後でした。
(無線の伝送速度は [IEEE802.11n]300Mbpsですが、WAN側の規格 100BASE-TX 制限があり、事実上100Mbpsが限界)
ちなみに auひかりの光回線モデムにはカテゴリー5のLANケーブルが同梱されていました。
回線工事のおじさんに「LANケーブルがダメだとインターネットの速度が出ないんですよね?」と聞いてみると、以下のように優しく教えてくれました。
回線工事のおじさん「ホームタイプもカテゴリー5を使っているので、このケーブルで十分に速度が出るはずです」
うーん?ホントかな。カテゴリー5 の通信速度の最大は 100Mbpsじゃなかったっけ?
このひとの情報は怪しい。\(^o^)/
カテゴリー5、カテゴリー5e、カテゴリー6、カテゴリー7の違い
LANケーブルの種類 | CAT5 カテゴリー5 |
CAT5e カテゴリー5e |
CAT6 カテゴリー6 |
CAT7 カテゴリー7 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
規格概要 | 通信速度 | 100Mbps | 1Gbps | 1Gbps | 10Gbps | |
適合する イーサネット 規格 |
10BASAE-T 100BASE-TX |
10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T |
10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T 1000BASE-TX |
10BASE-T 100BASE-TX 1000BASE-T 1000BASE-TX 10GBASE-T |
||
伝送帯域 | 100MHz | 100MHz | 250MHz | 600MHz |
auひかりマンションタイプを契約した場合、カテゴリー5のLANケーブルが同梱されていました。
ちなみに、WNPR2600G にはカテゴリー5e のLANケーブルが同梱されていました。
1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-Tとは?
1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-Tとは、WANポートやLANポート (インターネットポート) の規格のことです。
1000BASE-T が使えれば 100BASE-TX、10BASE-Tも利用できます。
大は小を兼ねるということです。
WNPR2600G をブリッジ(モード)にする方法
なんとオートブリッジ機能がついているため、ハードウェアの裏にあるスイッチが [自動] 側に設定されていれば、何もする必要はありません。
余談ですが、以下IOデータの公式サイトからダウンロードできる MagicalFinder(マジカルファインダー)を使えば簡単にルーターの設定画面に入ることができます。
しかし、ブリッジ (APモード) を設定する画面はありませんので、間違ってもルーター設定画面の中を探さないようにご注意ください。
結局 WNPR2600G でインターネット速度はあがったの?
WNPR2600G に置き換えたところわたしのパソコンのインターネット速度が爆上がりです。
ダウンロードが平均 70Mbpsを越えるくらいになりました。
アップロードも 50Mbpsを越えるくらいになりました。\(^o^)/
[特長] MU-MIMO&1733Mbps(規格値)対応高速無線LANルーター
[目安] 接続台数16台
[スピード] 1733Mbps(11ac)、800Mbps(11n)
[機能] 内蔵アンテナ×8/有線LANポート×4(1000BASE-T)
[サイズ/重量] 約109(W)×87(D)×200(H)mm/ 約240g(本体のみ) /縦置き
[付属品] ACアダプター、LANケーブル(1m)、設置用スタンド、説明書
[保証/サポート] 1年間、ペイバック保証 / 土日もサポート
しかし、ひとつだけ残念なことに、わたしの Androidスマホが 5GHzに対応してないため、5GHzの SSIDの表示が出てきませんでした。\(^o^)/
まあ、パソコンのインターネット速度が速くなったので良しとします。
4000円台でこれだけのスペックなのに Amazon や価格コムの評価がスーパー低いので超安い。
マジおすすめです。
接続も全然切れないけど、繋がらない対策でファームウェアの更新でもしたのかな?来年の 5G時代に向けて、高スペックのルーターが買えて良かったです。
万が一、インターネットに繋がらないあなたは、無線LANカード (パソコン側) のドライバーを最新にアップデートしてみてください。
繋がらない場合は大体はドライバーの問題です。
きっと繋がるようになりますよ。
ちなみに、現在は後継機種である WN-AX2033GR2も出ています。
867Mbpsを謳っているが WAN側が 100BASE-TXのルーターに気をつけろ!
コレガ無線ルーターCG-WLR300NXの場合の、WAN側が100BASE-TXなので理論上は 100Mbps以上のスピードがでません。
コレガ無線ルーターCG-WLR300NXの無線の伝送速度は 300Mbps です。
しかし、WAN側が100BASE-TX のため、事実上 100Mbpsが限界となります。
これと同様の地雷で価格コムでは WRC-1167FEWH2-E について867Mbpsの速度がでないと嘆いていました。
あなたは間違ってもこんな騙し討ちに遭わないように気を付けてください。
それにしても、今のところ悪いところなないから今日は文句のつけようがないな。バッサリ